VATICAN CITY (
AP ) - 先週の金曜日、フランシスコ教皇は、各国政府に寛容の精神を持って「経済的疎外」を抑えるため、貧しい人たちに富を再分配するよう要請した。
フランシスコ教皇は、国連の潘基文事務総長と国連各機関の代表が今週ローマを訪問した席で、このような意を表した。
ラテンアメリカ出身の最初の教皇になったフランシスコは、これまで多くの資本主義と世界経済システムの不公正さについて辛辣な批判をしてきた。先週の金曜日、貧しい人々のための「世界的な道徳運動」の促進をUNに呼びかけたのも、このような脈絡で行われたものだ。
教皇は、経済的な平等は、「民間と市民社会の緊密な協力だけでなく、それぞれの国が経済的利益の再分配を合法化したときに達成できる」と述べた。
* これまでの資本主義体制を否定するような発言で、「マルクス主義」という批判を受け入れた教皇が、再びバチカンを訪問した国連代表団に、「富の再分配を合法化すること」を要求することで、論争を生んでいる。
ソ連のボルシェビキ革命をはじめとする全ての共産主義革命が、貧しい人たちに「富の再分配」を約束することで始まったことを記憶する必要がある。 「富の再分配」を約束しながら、権力を独占し、このように得た力で、結局は人々を制御するようになり、抑圧する手段としてきた。
New World Orderが目指す政治構造は、共産主義社会のように、イルミナティが権力を独占する独裁社会である。 New World Orderは、中国のような一党独裁体制で始まり、最終的に反キリスト(ホルス)が全ての権力を持って、神のように君臨する北朝鮮のような一人独裁体制で完成されるだろう。
「貧しい者を助けなければならない」というもっともらしい名分で、「富の再分配」を主張しているフランシスコ法王の発言は、まさにこのようなNew World Orderシステムを念頭に置いた「政治的発言」である。
2,000年前に、主が来られる道を準備した洗礼者ヨハネのように、イエズス会出身のフランシスコ教皇は、反キリストが来る道( New World Orderシステム)を備える偽預言者の役割を忠実に果たしているのだ。
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