フランシスコ教皇の最も普及した謙虚な姿の中に隠された冷酷な権力者の姿を見るべきだ。 |
今日付け( 2013年12月18日)インターネット版の韓国聯合ニュースに、フランシスコ教皇が中絶と同性愛に反対する、保守派の米国枢機卿を電撃交代したというニュースが上がってきた。
米国バーク枢機卿の中絶·同性愛反対発言を、教皇権への挑戦と判断して、フランシスコ教皇が彼に代わって、ワシントン州のドナルド•オウェルを枢機卿に任命したというのだ。
電撃交代されたバーク枢機卿は先週、カトリック放送局とのインタビューで、「法王は、我々が‘結婚は男女間にあるべき’と過度に強調していると言うが、結婚は男性と女性間のもとにあることを(今後も)繰り返し言うことができる」とし、同性愛と中絶の問題に寛大なフランシスコ教皇に挑戦するかのような発言をしたと伝えられている。
* 「貧者の聖者」として知られるフランシスコを即位名と選択した教皇は、この即位名にふさわしい破格的な歩みで11日、タイム誌から「今年の人物」に選ばれた。
しかし、貧しい人々や病人と一緒に姿を見せる彼の外部的な活動とは異なり、その中に、ローマカトリックが守ってきた伝統的な価値観を、真っ向から否定するような彼の発言と判断が、内部的には保守的なカトリック信者を不安にさせてきた。
同性愛を支持する教皇の発言に対し、公然と異議を申し立てたバーク枢機卿の発言は、まさにこのような不安感が露出した事件とみることができる。この発言があった直後、フランシスコ教皇は、彼の権威に挑戦するという理由を挙げて、バーク枢機卿を電撃解任する強力な措置を断行した。
穏やかで控えめな彼の外見の中に秘められた冷酷な権力者の姿が端的にあらわれた事件とみることができる。
聖マラキの予測のように、彼がローマカトリックで、滅亡に導く最後の教皇であれば、今後も彼は聖書とローマカトリックの伝統を正面から否定する多くの措置を断行し、このような自分の行動を批判して従わない人々を容赦なく処断することで、最終的にはローマカトリックを破局に導くことになるだろう。
去る3月25日、フランシスコ教皇をNew World Popeと紹介したタイム誌が、再び彼を今年の人物に選定して紹介している。彼は、聖書とカトリックの伝統的な価値観を崩し、この地にNew World Religion Order(世界の宗教の統合)をもたらす人物とみなされているのだ。 |
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