2013年12月19日

米国がエルサレムをバチカンに譲ろうとしている。


TEL AVIV - ジョン·ケリー米国務長官が、東エルサレム地域を「聖地の統治を担当する国際信託統治」の下におこうという米国の隠密な提案を提出したと、パレスチナとイスラエルの外交消息筋が伝えてきた。


ケリー国務長官は、この「国際信託統治」の中に、イスラム教国であるトルコとサウジアラビアそしてバチカンを含ませようという提案をしたと伝えられている。

この国際調整機構は、今後2,3年の間、イスラエルとパレスチナ間のエルサレム問題の協議が終わるまで(暫定的な)活動をすることを計画している。

イスラエルは、このケリー国務長官の計画を受け入れることができないと述べ、特にこの問題に、トルコが参加していることを問題視した。すると、ケリー国務長官は、トルコの代わりにヨルダンを参加させようと提案したと伝えられている。

ケリー国務長官は、パレスチナ国家建設の問題を解決しようとするオバマ政権を代表して、先週の金曜日にエルサレムに来た記者団に明らかにしている。


* ゼカリヤ12章には、最後の時になると、エルサレムは「 回りのすべての国々の民をよろめかす杯 」(ゼカリヤ12:2)と「重い石」(ゼカリヤ12:3)になると記されている。多くの国々が、エルサレムを占めようとするが、最終的にエルサレムを占めようとする者は、神の峻厳な審判があることを警告した言葉である。



聖書でエルサレムが大切とされるのは、そこが、アブラハムがイサクを生け贄として捧げたモリヤ山がある場所であり、ソロモンの神殿が建てられた場所であり、イエス様の十字架の死と復活と昇天の出来事が起きた場所であり、教会が誕生した場所であり、将来イエスが再臨され、千年王国時代の間、世界を支配する神聖な場所だからだ。

7年大患難時代の最後に、反キリストが世界のすべての軍隊を、メギドの丘の上に集結させ、エルサレムを攻めるのも、ここが王の王が統治する首都になることを知っているためだ。同じ脈絡で、カトリックを通して世界を統治しようという計画を持つローマのバチカンも、現在、米国を前面に出して、エルサレムの統治権を持とうとする試みをしているのだ。


終末の出来事の舞台であるエルサレムで起こっていることに注意しましょう。

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