2014年3月24日

映画ノア約束の舟イルミナティのアジェンダを描写。

<<スポイラー警告>>


黒と白、善と悪、闇と光というイルミナティのDualismをテーマにした映画「ブラック•スワン」の監督ダーレン・アロノフスキーの最新作ノア 約束の舟が上映されている(日本では6月公開予定)。予告編では、この映画が聖書に記録されているノアの洪水の出来事を描いたものと説明しているが、イルミナティの思想に心酔した監督の指向から、この映画がノアの洪水事件のイルミナティのバージョン( Version )になるという懸念があった。このような懸念は、決して杞憂に過ぎなかったことを、映画を観覧した2時間20分の間に確認できた。

これから、映画「ノア 約束の舟」に込められたイルミナティの思想とアジェンダを見てみよう。

1. 堕落天使がノアを助けるために箱舟を作った。

映画ノア 約束の舟の最もエキサイティングなシーンは、空から落ちて来た「堕落天使たち」が、エデンの園から追い出された人間を、「文明」を建設する手助けをし、最後の瞬間に、ノアが箱舟を造ることができるように助けてくれると描写されている。

神に敵対し追い出された堕天使を、まるで人間に有利になるように助け、残酷な神(主)に呪いを受けた存在であるかのように説明している。ギリシャ神話に登場するプロメテウスのように、堕落天使たちが、残酷で無慈悲な神(主)から人間を助けようとする中、呪いを受けた存在であるかのように描写しているのだ。

光を運ぶ者という意味を持つルーシファーの象徴であるプロメテウス - ギリシャ神話でプロメテウスは人間に火をもたらしたが、神々に永遠に呪われる存在として描かれている。映画ノア 約束の舟 でも人間を助けるために天から地上に降りてきた「堕落天使」が、残酷な神(主、エホバ)に呪いを受けて凶悪な姿に変わることが描かれている。
天から落ちた星、堕天使をエデンの園から追い出された人類を助けるためにやってきた善良な存在として描かれている。
人類を助けるためにやってきて、神の呪いで6本の腕を持つモンスター(ネフィリム? )に変わった堕天使が、ノアが箱舟を造る際に決定的に役立つ存在として描かれている。上の図(アニメーション)とは異なり、映画の中の堕落天使は、神の呪いを受けた(ゴクリのように)とても凶悪で可憐な怪物として描かれている。


2. 蛇の子孫であるノア

弟アベルを打ち殺した罪がある子孫を残した家系とは異なり、人間の道理と良心を守った三人の子孫が信仰の子孫ではなく、まるで「蛇の子孫」であるかのように描いている。

カインが殺したアベルの代わりに、神がアダムに与えた別の三人の息子と彼の子孫には、彼らが正しい者の子孫であることが示された兆候があったが、映画では、この兆候がアダムとイブを惑わして、善悪を知る木の実を食べさせた蛇の抜け殻であると描写している。

映画では、ノアが選ばれた子孫であることを象徴するため、蛇の抜け殻を、まるでユダヤ人たちが経文を蹴るとき、その手に結ぶ紐のように(申命記6:4-9 )手で結びながら子孫を祝福する場面が登場する。


敬虔なユダヤ人が経文を蹴るとき、その手に結ぶ紐のように、映画の中では、ノアが(善悪を知る木の実を食べるように誘惑した)蛇の抜け殻を結んで子供たちを祝福する場面が登場する。


興味深いのは、箱舟が完成した後、神がすべての獣を雄雌組にして箱舟に導かれたが、ヘビは雄雌ペアではなく群れになって集まって避難に乗り込む姿を見せている。映画のあちこちにルーシファー(サタン)の化身である蛇が強調される場面が頻繁に登場することが分かる。


他の獣は避難所に雌雄一対で乗り込んだが、ヘビは群れになって集まり避難所を占めている。


3. 環境保護論者であるノアの使命は、人間絶滅させること

映画ノア 約束の舟が、創世記の記録と最大に差がある点は、ノアの使命についての説明である。創世記には、ノアの最も重要な使命は、洪水審判から人類を保つことであると説明している。しかし、映画の中のノアは、美しい環境と動物を破滅の道へと導いている人間を、すべて抹殺しなければならない責任が与えられた存在と記述している。(イルミナティは今も自然を保護するという名目で、人口を大幅に減らさなければならないという(殺処分しなければならないという) 「人口削減( Depopulation )」 アジェンダを進めている。

ノアが箱舟を造り、人間に苦痛を与えた洪水の裁きから生き残り、その後は、もはや貪欲な人間が動物たちを困らせないように、ノアが密かに人類を絶滅する計画を立てて実践すると描写している。

長男セムには子供を持たない女性を妻に迎え、次男ハムが愛する女性は、避難所に上れないように放置する。また、嫁(セムの妻)が奇跡的に妊娠をして双子の女の子を生み、ノアは、その子供たちを殺すため、それを制止しようとする息子たちと命をかけて戦う場面も登場する。選ばれた神の人ノアを、あたかもどん詰まりドラマの主人公であるかのように描かれている。

4. 神秘的な能力を持った人物メトシェラ

映画ノア 約束の舟は、ノアの祖父であるメトシェラを重要な場面ごとにノアに登場させ、彼の行く道を提示する霊的指導者として描写している。霊的指導者というが、メトシェラの姿は、神の人というよりは、一般的な映画の中に登場する「霊媒(巫女) 」や神秘的な能力を持った「魔術師」の姿によく似ている。


映画ノア 約束の舟 に登場するメトシェラは、敬虔な神の人というよりは霊媒や神秘的な能力を持つ魔術師の姿に似ている。

5. 残酷な神、主

映画ノア 約束の舟の中に登場する神(エホバ)は、罪人の審判に執着する残酷な神として描かれている。これに対し、 「堕落天使」は、人間への愛で神(主)の呪いを押し切ってまで、人類を助けるために努力する存在として描かれている。これが、イルミナティ(フリーメーソン)が持神官であり、ルーシファーをはじめとする堕天使の考えである。

6. エホバのご意志に逆らった人間の意志が新たな希望を作り出す。

創世記6章では、 「主は、地上に人の悪が増大し、その心に計ることがみな、いつも悪いことだけに傾くのをご覧になった。それで主は、地上に人を造ったことを悔やみ、心を痛められた (創世記6:5,6 )と記述されており、世界を水で審判し、ノアと彼の家族を通して新たな世界を始めたと説明している。

聖書に記録されたノアの洪水事件を、映画ノアでは、「 Ordo Ab Chao混乱(破壊)を通じて新しい世界( New World )を樹立させる」というイルミナティのアジェンダを説明する事に利用している。

聖書では、取り返しがつかないほど堕落した人間を裁き、ノアと彼の家族を通して新しい世界を開始した主体が神であると宣言している。しかし、映画ノアでは、本来神がノアの家族を含むすべての人間を滅ぼそうとする計画を立てたが、最後の瞬間に、神の意志に背いたノアの偉大な選択のために、人類が新しい世界( New World )を迎えることができたと描写している。

アダムとイブが選択した善悪の知識の実が人間に新しい文明をもたらしたように、神の意志に背いたノアの選択が(自由意志が)新世界( New World )を可能にしたかのように描いているのである。



映画の重要な場面で、奇跡的に双子の女の子を産んだノアの嫁は、自分の娘たちを殺そうとするノアに「The choice is in your hands 選択は(神ではなく)あなたがすることですよ!」と叫んでいる。神の意志に逆らって、心の考えに従うことを真の人間になる道だと叫んでいるのだ。










1 件のコメント:

  1. はじめまして。
    私はこの世が悪で支配されていることを知り、聖書を読むようになり、あえて映画の「ノア」を観てみたら違和感いっぱいで嫌悪感もあり、ここまでやるかと最後は笑ってしまいました。
    この記事で神への反逆がロジカルに解説されていて更にクリアになりました。有難うございます。

    返信削除