2013年10月9日

アメリカが中東からアジアに目を向けているのか?



去る3日、米国が日本の"集団的自衛"事業を積極的に支持するという意を公式に明らかにすることで韓国と中国などに微妙な波紋を投げかけている。

米日外交、国防長官連席会議で、米国は共同声明を通じて、安倍首相が推進している集団的自衛権の行使を可能にし、軍事力の増強に協力と歓迎の意向を明らかにした。集団的自衛権とは、同盟国への攻撃を自国に対する侵略とみなして攻撃することができる権利をいう。これは事実上、日本が他の国の戦争に合法的に参加する権利を与えたのだ。

このほかにも、米国は、日本と中国が領土紛争中の尖閣諸島も日米安保条約の対象とし、確実に日本の手を上げた。

中国の海洋進出。北朝鮮の核。ミサイルの脅威を牽制するとして、日本が強く望んでいた日米防衛協力指針も改正することにして、日本の軍事力拡大の道を開いた。

専門家たちは、米国のこのような破格的な歩みが長期化する米国の財政難と中国に対する牽制の必要性などが複合的に作用したとの見方をしている。財政危機に処した米国としては日本のお金で、アジア太平洋地域での安全保障の負担を減らし、日本は米国を後ろに背負って軍事力を拡大することができるようになったのだ。

*化学兵器の使用を口実に中東(シリア)で戦争を行う予定だった米国の計画は、予想外の変数で失敗に終わる危機に直面されると、米国が現在、その関心を北東アジアに向けていると思われる。

戦争がなければ、国内政治の難しい問題と不況に陥った国の経済を生き返らせる方法がないという判断の下、米国と日本の政治家たちが同意を集めて、北東アジアの緊張を造成しているのではないか疑わしい。

もし朝鮮半島で戦争が起きるようであれば、中国と北朝鮮よりもむしろ切迫した状況に追い込まれた日本と米国から開始される可能性が大きい。時代の状況を注視し、国のために祈らなければならない時である。

http://japanese412.blogspot.com/2013/10/blog-post_9.html

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