下は19日、(韓国の)京郷新聞に掲載されたアバター猿実験の成功についての記事である。
「マスター」の指示に従って動く「アバター」の腕。米国の科学者が、猿二匹の脳を接続すると、猿が他の猿の行動を制御することに成功したニュースが、BBC放送で18日報道された。
米国ハーバード大学医学部の研究チームは、 「アバター」となる猿一匹に鎮静剤を投与し、自発的な行動を悪化させ、脊髄には36個の電極をつけた。この猿の行動を制御する役割を担う「マスター」猿には、脳内に電子チップを移植し、100個にも及ぶニューロンの活動を監視することができるようになった。
研究チームは、マスター猿の脳で起こる神経細胞の活動パターンを、アバター猿の脊髄に伝達した。すると、アバターは、マスターの脳が伝える指示に基づいて、リアルタイムに動作をした。脳を「スキャン」し、マスター猿の考えを読んだ後、これを電極で伝達してアバター猿の脊髄を刺激することにより、アバター猿の動きを制御するようにしたのである。
* しばらく前の記事で紹介したように、米国防総省は、脳に損傷を受けた軍人に電子チップを移植すると、その再生された脳に挿入された電子チップが、軍人を操るマインドコントロールのツールとなることがあるという指摘をした。このような懸念は、決して根拠のない杞憂ではなく、実質的に進行しているプロジェクトであることを現わす記事が出回っていて、再び衝撃を与えている。
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ハーバード大学医学部の研究チームが、二匹の猿の脳を接続して、猿が他の猿の行動を制御する、いわゆる「アバター」の技術を成功させたというニュースだ。原文記事では、英国ウォーリック 大クリストファー·ジェームズ教授の言葉を引用して「人間の手足は非常に複雑な過程を経て動いているので、 「考え」だけで持って他人の体を完全に制御することはできない」と主張しているが、この言葉を文字通り信じる人は多くないだろう。
猿に成功したこの技術は、近いうちに、いくつかの口実で脳にチップを移植させた人々に適用され、彼らにとって、自分が意図しない行動をさせるようにする「人間アバター」の時代が開かれるだろう。ロッカフェラーが、人間を制御する最終ステップは、「世界のすべての人々にチップを打ち込むんだ... 」と述べた理由を知るべきである。
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