アブラハムにカナンの地を与えるという約束をし、出エジプトをなしたイスラエルの民に約束されたカナンの地を分け前として与えられた後、神がこの地を他の国、他の民族に渡すという言葉を与えたことは決してない。
イスラエルの民が、罪を犯し、しばらくこの地は、異邦人の支配下にあったことがあり、神の子イエス·キリストを拒否したためイスラエルの民は、カナンの地から追い出され、2,000年近い時の間、異邦の地でさまよう生活となったが、それにもかかわらず、神は「 彼らを四方から集め、彼らの地(カナンの地)に連れて行く」(イゼキエル37:21)という約束を与えられた。
この約束どおり、1900年の間国を失ってさまよっていたイスラエルの民が、カナンの地に戻り、国を再建する姿を我々は見た。 600万人のユダヤ人が虐殺された第2次世界大戦終了直後の1948年5月14日に起こったことである。
イスラエルが国を再建しても、この地の所有権を主張し、強大な軍事力を持つ周辺国が戦争をしてきたが、そのたびに、イスラエルは、神の奇跡的な介入で一方的な勝利を収めた。
これまで4回の戦争を経たイスラエルに、今後も3回の戦争があると聖書は預言しているが、それは、詩篇83編戦争と、ゴグとマゴグの戦い(エゼキエル38章戦争)そしてイエスの再臨の直前にあるハルマゲドンの戦いである。
この3回の戦争すべてが、イスラエルを滅ぼし(詩篇83:4)、カナンの地を自分らの所有地にするための戦争である。しかし、このような取組みの意図とは異なり、神が介入されるこれらの戦争では、イスラエルが一方的な勝利を収め、千年王国の首都エルサレムが、イスラエルに地上再臨されるイエス様の所有になると聖書は預言している。
現在進められているパレスチナとの紛争が、詩篇83編の戦争につながるという懸念と共に、イスラエルに向かって無差別にロケット砲弾攻撃を浴びせたハマスの兵士が、「イスラエルの神が、我々が撃ったロケットの向きを変えている」と不満を漏らしているという。
戦争は、神に属しているものである。どのような戦争であれ、神の意志に逆らった戦争は勝つことができないという事実を、今まで第1次、2次、3次、4次中東戦争が示しており、今再び胎動している中東戦争も、それを示している。
「 エルサレムの平和のために祈れ。おまえを愛する人々が栄えるように」(詩篇122:6)。
イスラエルの新聞が、「イスラエルの神が、 我々が撃ったロケットの向きを変えている 」というハマス兵士の告白を記事の見出しに載せている。 |
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9年後 ハマスの撃った3000発のミサイルはガザ地区からイスラエルにしっかりと着弾しました
返信削除法華経、釈尊、日蓮聖人を信じ南無妙法蓮華経と唱えてください
それがすべてを良くします