北朝鮮の最高指導者である金正恩が、33人のクリスチャンを宣教師と接触したという理由で処刑を宣告したと報じられた。
このクリスチャンは、昨年逮捕された韓国の宣教師キム·ジョンウクと共に働いていた人々と知られている。彼と彼が属していた北朝鮮の宣教団体は、500以上の地下教会を開拓したとワシントン·タイムズは報じている。
The Daily Mailによると、 張成沢と彼の親戚が処刑されたときと同じように「政権を打倒しようと試みた」という罪で、金正恩は、33人のクリスチャンを起訴し、国家安全保衛部の刑務所で死刑を実施するという。
北朝鮮は人権と宗教の迫害が広く行われるところである。 World Watch Listで、北朝鮮は12年連続でキリスト教の迫害が最も多く起こっている場所として登録されている。
* 一人独裁体制と国家指導者の偶像化作業、そして、自分の指導者よりも神をより絶対的な方と信じているクリスチャンへの無慈悲な迫害。これが、北朝鮮社会がこれから開かれる「反キリストの国」を最もよく現している典型的なモデルだと言う理由なのである。
このような反キリストの国が広がれば、命をかけて信仰生活を続けている北朝鮮の地下教会の聖徒たちのように、ひどい迫害と殉教を覚悟しなければならない時が訪れるだろう。これが、私たちに与えられた最後の「恵みの機会」を無駄にしてはいけない理由であり、「マラナタ」の信仰で、一日一日地獄のような生活を送っている北朝鮮の聖徒たちのために祈らなければならない理由なのである。
もう一つ付け加えるならば、殉教の覚悟なしで英雄的な心理でもって、北朝鮮へ宣教に出る人々は、最終的に、キム·ジョンウク宣教師のように、自分の命は守りながら北朝鮮政権に反逆する卑怯な人となってしまうことを知るべきである。
自分を助けて地下教会を立てた33人の聖徒が殉教の道を行く、自分の命は延命しようと北朝鮮政権に屈服する姿を見せることは、福音を伝えるのに命をかけなければならない宣教師の姿だとすることはできない。
最初から殉教する信仰がなければ、この仕事(命を懸けての北朝鮮宣教)は開始してはならないということである。
北朝鮮の地下教会のために働いていたと知られるキム·ジョンウク宣教師が、去る2月27日に平壌で開かれた記者会見で「反政府(ミッション)活動をしながら、自分の間違い(?)」を認め、北朝鮮当局に善処を求めている。殉教の覚悟もなく曖昧に始めた働きが、北朝鮮の地下教会の聖徒たちと自分自身にどのような結果をもたらしたか疑問に思わなければならない。 |
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