2013年8月16日

映画風邪 - 混乱が大きくなるほど制御に対する要求は強くなる。


 <<スポイラー警告>>
香港を経て東南アジアで密入国しようとする労働者が原因不明のウイルスに感染する。一人を除いてすべてが死亡することになる。生存者である密入国者が韓国へたどり着き、ブンダンに隠れることになる。致命率がほぼ100%の鳥インフルエンザH5N1のウイルスが急激に広がって感染した人々が死んでいく。事態を収拾するために、政府は軍隊を動員してブンタン領域を確保し、これに抵抗する市民との対立を繰り広げる。


映画は、このような対立状況の中で、ブンダン病院で感染内科医として勤務しているシングルマザーのイネ(スエ)とその娘ミル(バク•ミンハ)そして人命救助隊員ジグ(チャン·ヒョク)が生き残るためのすさまじい苦闘を描いている。これらの英雄的な活躍で、最終的に鳥インフルエンザワクチンが開発されて危機に陥った人々が救われるようになるという内容だ。
1. 変形された鳥インフルエンザH5N1
興味深いのは、映画の中で、致命率がほぼ100%という風邪(flu)が、実際には、鳥インフルエンザH5N1ウイルスが異変を起こしたことが描写されている点である。このブログではすでに201112月、オランダの大学の研究室で、これまで物理的な接触だけで感染された鳥インフルエンザH5N1をくしゃみや咳による空気感染を可能になるように異変されたことを紹介している。
映画 '風邪'では、このウイルスが、香港を経由して東南アジア労働者に感染して大都市に広がったものと説明している。香港で発生した異変された鳥インフルエンザが大都会に拡散して災害をもたらすというストーリーは、20119月に公開されたハリウッド映画 'コンテイジョン'とぴったり一致している。
2. 戒厳令
映画コンテイジョンはアメリカの大都市に致命的な鳥インフルエンザが広まると、その有名なFEMAが動員され、人々を制御し、事態を収拾する姿を見せている。映画 '風邪'では鳥インフルエンザの拡大を防ぐために、発生地域であるブンダン市に兵士を派遣して、この地域を封鎖して人々を制御する様子を描いている。
この二つの映画が災いと混乱を通して社会制御が構築されていく様子を表現しているが、"混乱が大きくなるほど制御の要求が強くなる"という事実は、911事件以来、急激に制御される社会に変貌しているアメリカの姿からも確認することができる。

やはり香港で発生した鳥インフルエンザで、米国と全世界が危機に陥るという内容を盛り込んだハリウッド映画"コンテイジョン" - 映画'風邪'と同様に危機を通して強力な社会制御が作られる様子を表している。

 3. NWO
映画'風邪'でウイルスの世界的な拡散を防ぐために、ブンダン地域の制御を強化し、必要に応じて爆撃まで導入しなければならないという韓米連合司令官の要求を振り切って、国民の側に立って最後まで彼らを生かすために努力する韓国大統領(チャ·インピョ)の英雄的な姿が描かれている。
しかし、現実の中でこのような事件が発生した場合、事態の収拾を口実に、各国政府が先を争って世界政府(国連)に制御を渡すことになるだろうし、世界はすぐに社会的強力な制御体制、NWO体制に変わることになるだろう。
世界政府主義者たちが人々の間で伝染可能にするため異変させた致命的な鳥インフルエンザH5N1を開発しておいた理由がここにある。


http://japanese412.blogspot.com/2013/08/blog-post_31.html

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