2013年8月8日

福島の放射能汚染水が太平洋全体を汚染している。

 福島原発事故1年後の昨年3月(20123月)放射能流出水が太平洋を汚染している状況を示す図である。この時から、また15ヶ月が過ぎた現在どの程度深刻な汚染が進んだか推測できるだろう。

現在、日本で破壊された福島原子力施設で発生した膨大な量の放射能汚染水が太平洋に注いでいる。毎日のように2年以上に渡って流出されてきたことになる。膨大な量のトリチウムとセシウムとストロンチウムは、風と雨と波に乗って地球北半部全体に広がっていて、アメリカの西海岸にも深刻な打撃を与えている。



その放射能に汚染された水を飲んだり、水産物を摂取すると、非常に長い間(体内に)留まることになる。今後数年の間に、現在進行中の災害が北半球に住む多くの人々の健康に影響を与えることになるだろう。ここでより残念なのは、これにより影響を受ける多くの人々が自分に発生した健康上の問題がどこで起きたかさえ分からなくなるという事実である。
長い間、日本政府はTepco(東京電力)がこの問題を解決するものと信じていた。しかし、現在ではTepcoが、自分たちが何をしているのかさえわからないでいるという事実が明らかになっている。放射能汚染水の流出がこのように深刻化している中、取り組まなければならない日本の官僚たちは、初めて "緊急事態"と述べている。

我々が言及しようとしている汚染水の量は実に膨大である。Yahooによると、破壊された福島発電所の地下で毎日のように400トンの水を汲み出しているという。もちろん、この水はどこかに送られるべきものである。しかし、東京電力は、長い間、これが海に捨てられているという事実を否定していた中、今はしぶしぶ認めている。
東京電力は、これまでの20から40兆ベクレルのトリチウムが海に流れたと発表した。40兆ベクレルの放射性物質であるトリチウムが太平洋に流れ込んだ。これは、彼らが発表しただけであって、実際にははるかに多くの量が流出したのだろう。半減期が12年であるトリチウムは長い間海を漂うことになるだろう。
しかし、より深刻なのはストロンチウムである。ストロンチウムは悪性骨腫瘍を引き起こす可能性があり、半減期も29年に達する。現在、東京電力は、極めて危険なレベルのストロンチウムが地下水を通って流出したと認めている。この地下水もまた太平洋に流れていることを知っておかなければならない。
セシウムはストロンチウムよりも長い30年という半減期を持っている。先月採取したサンプルによると、福島のセシウムの数値が大幅に上昇したそうだ。セシウムが私たちの体に侵入した場合、致命的な損傷を与えることになる。
福島原子力発電所の貯蔵プールに保管された使用済み燃料棒が放出することができるセシウムの量が第2次大戦の広島原発で発生したセシウム量の24,000倍という事実を覚えておく必要がある。福島原子力施設で保管していた核物質は、なんと1760トンにもなる。チェルノブイリは180トンであったことを考えると、なんと10倍の量である。
福島のもう一回大きな地震がくることになったら、状況はさらに悪化するだろう。先週の日曜日、日本の北部地域には震度6.0規模の地震があった。この悪夢は終わりを知らずに進められており、今も毎日のように膨大な量の高濃度放射能流出水が福島から太平洋に流れ、太平洋全体を徐々に汚染している。これにより、発生している被害は計りしれない程度である。それでも主流メディアは、今もこれに対して沈黙を守っている。


*"フクシマのうそ"というタイトルで、ドイツで製作された以下のドキュメンタリービデオを見ると、天災ではなく、人工に近いこの事故は、最終的に"地球を滅亡させることができる災害"になるだろうと分析している。
福島原発4号機の4階には、現在の使用済み燃料棒1300本が冷却されているが、311地震での爆発でただでさえ不良になってしまっているこの建物に新たな地震が発生し、衝撃を与えた場合、最終的に建物の崩壊につながるだろう。そうなれば、建物の中で冷却していた1300本の燃料棒が同時にmeltdownを起こして膨大な量の放射能が発生することになるだろうし、この放射能が空と海を汚染し、地球全体を滅亡に導いていくと予測する。
このニュースを聞いて、イエス様の再臨とは関係なく、すでに世界は終末にまっしぐらに向かっている気がする。近いうちに主が来られて、この地を新しく(renew)することが、その日が早く来なければ、人間の欲と罪に汚染された世界は、自分自身に終わりを告げることになる。



http://japanese412.blogspot.com/2013/08/1-3-2012-3-1-5-2-tepco-tepco-yahoo-400.html

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